タイの国会、政党

タイの立法機関 (国民議会 / 国会)

 タイの国会は、「国民議会」と呼ばれ、上院の「元老院」と下院の「人民代表院」で構成されています(2院制)。下院の「人民代表院」の方が優位な立場にあり、法案の先議権・発案権を有していたり、首相・閣僚の不信任決議などを採択することが可能です。

人民代表院 (下院)
サパープーテーンラーサドーン。英語表記:Parliament of Thailand
元老院 (上院)
ウッティサパー。英語表記:The Senate of Thailand

タイの政党

 タイの政党は、2006年の軍事クーデターの影響で諸政党に解党命令が出されたことなどから、その後 幾つもの政党が消えたり、新しく結党されたりしています。日本の政党政治では考えられないほどのめまぐるしい変化があり、ややわかりづらい面があります(解党命令が出された政党は受け皿となる新党を立ち上げたり、中小の新党に分裂するなどの動きがありました)。
 現在の政党は、以下の通りとなります(2010年2月現在)。与党(連立与党)は、民主党、ブミチャイタイ党、タイ国民発展党、国家貢献党、タイ団結国家開発党になります。核となる政党は民主党であり、170議席以上を有しています。
 一方、最大野党となるタイ貢献党(タクシン元首相派の流れを汲む政党。度重なる解党命令で 旧・タイ愛国党 → 旧・人民の力党 → 現政党 へと移行した)は、単独政党としては民主党よりも議席数が多いものの、与党連合との議席数争いに負け、野党にとどまっています。
 現在の首相は、民主党党首のアピシット・ウェーチャチーワです。華僑系貴族でイギリスのオックスフォード大学を卒業した大金持ちの家柄です。どこかの総理大臣と生い立ちが似ているようにも思えますが(笑)、アピシット首相は40代半ばのイケメン首相ということで、タイのご婦人方から絶大な人気を誇っているそうです(某国首相は自称「宇宙人」ですがら、そこが決定的に違うところですね・・・)。

民主党 [与党]
現存するタイ最古の政党。連立与党の中心政党。英語表記:Democrat Party。
ブミチャイタイ党 [与党]
英語表記:Bhumjaithai Party (BJT)
タイ国民発展党 (HP無し) [与党]
Thai Nation Development Party / Chat Thai Phattana Party
国家貢献党 [与党]
英語表記:Motherland Party / Pheua Phaendin Party
タイ団結国家開発党 (HP無し) [与党]
英語表記:Thais United National Development Party / Ruam Jai Thai Chat Pattana
タイ貢献党 (野党)
旧・タイ愛国党 → 旧・人民の力党 → 現政党へと移行(事実上の後継政党)。野党だが、単独の政党としては最大議席を有する。英語表記:Pheu Thai Party
臣民党 (HP無し) (野党)
英語表記:Royalist People's Party / Phracharaj
新政治党
タイ空港占拠の団体「PAD」により設立。議席数なし。