バンコクのバス


バンコクのバスの種類

 バンコクには、都バスと民営バスの両方が走っています。
バスルートは、バンコク大量輸送公社 (BMTA / 都バス) が一括管理していますが、実際の運行は、都バスが直接運営している路線と、民間委託している路線とに分かれています。
 都バスと民営バスは、ボディーの色で区別できます。ボディーが赤、青、オレンジ、白なら「都バス」、緑色、黄色なら民営バスになります。とは言っても、見分けがつかない色のバスが走っていたりもするので、あくまでも目安としてお考えください。
 都バス・民営バスともに基本的に番号が同一であれば、同じ路線を走っていることになっていますが、民営バスが勝手にルートを変更していたり、公営バスが突然の路線変更をしていたりと、大変ややこしくなっています。


バス乗車時の注意

 バンコクは、「車優先社会」と言われています。バス停へ行く際は、車の往来に注意しながら待つようにしましょう。道路の向かい側のバス停へ行く際、地元タイ人は「信号の無いところを平気で横断」していますが、慣れない日本人がこの横断方法を真似すると、車に跳ね飛ばされて即死する恐れがあります。
 また、バス停で待つ際は、地元タイ人のように「道路にはみ出る」ようなことはしないようにしましょう。脇道を通るバイクはもちろんのこと、バスやタクシーに轢かれる危険性がありますので、十分に注意してください。
 なお、バスは「バス停に停まる」のではなく、「人が集まっているところに停まる」ので、ひとりだけポツンとバス停で待ちぼうけしないよう、気をつけてください。
 乗りたいバスが来たら、運転手さんに向かって手を挙げてください。「乗りたい意思」を伝えないと、停車してくれません。バスが満員のときは素通りされる場合もあります。その際は次のバスが来るのを待ちましょう。
 バスを降りる際は、ブザーを鳴らせば(バス停でなくても)停まってくれます。ものすごいスピードで走っているときにブザーを鳴らすと、急ブレーキで停まってくれます(笑)。ご注意ください。

BMTA (バンコク都バス)
BMTA (Bangkok Mass Transit Authority。バンコク大量輸送公社) は、いわゆるバンコクの都バスになります。路線網は沢山あり、使いこなすまでに多少の時間を要しますが、一旦慣れてしまえば「安くて便利な乗り物」へと変身します。なお、ボディーが「緑色」の民間バスがBMTAの主要路線と同じルートを走っていることがあります。
参考:Bus Route Map ・・・ バスの番号が記載されており、便利。サイズ A / B / C